FC2ブログ

貫入 (かんにゅう)~唐津焼~

631.jpg




先日の出張で唐津焼、菅ノ谷窯さんに伺った際にあるものをいただきました。
5196.jpg



それがこちらです↓  貫入 (かんにゅう)が入った湯呑です。
632.jpg



貫入は釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のヒビのことでキズではありません。

このヒビにコーヒーやお茶、お酒の色が染みこんだりして、徐々に変化していきます。

“ちょっと苦手” という方もいらっしゃるかもしれませんが、長年かけて貫入の入り具合を眺めながら『器を育てる』というのも陶器の持ち味の一つなんですよ。
633.jpg


昔の茶人はこの貫入が入った抹茶茶碗をことのほか好んだそうです。

まるで我が子を育てるように愛情を注ぎ込み、使うたびに少しづつ茶渋が貫入に入り込む。

それが新しい景色となっていきます。


6311.jpg


使うほどに味わい深い唐津焼をどうぞご覧ください。


陶磁器サロン 彩   → HP
misegamae2.jpg




いつも読んでいただきありがとうございます。 応援クリックお願いします→
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

貫入・・・初めて聞く言葉です。
それにしても味わいのある素敵な器ですね!!
そして、そのおもてなしセット一式が本当に素敵ですv-10
とっても渋い感じとシックで大人の落ち着いた感じが出ていて、とっても素敵です。

Re: No title

>元渋谷アリスさん
土モノもたまにはいいですよ^^ 温かみがあって手になじむ感じがとても心地よいのです。とくに冬場はオススメですよ☆
プロフィール

彩SAI

Author:彩SAI
群馬県桐生市で有田焼を中心とした
陶磁器店を営む2代目店主。
九州の窯元に出向き自分の感性で買付け。
『本物の良さ』を日常生活の文化として,
若い人たちにも発信していくことを心掛けています。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR